「やりたいことがあって目標たてるけど、いつも達成できずに終わってしまう」
こうした悩みを持つ人は非常に多いことかと思います。というより、ほとんどの人が目標は達成できないと悩んでいるのではないでしょうか?
そのように悩んでいるのはあなただけではありません。この記事を書いている私もいろんな目標を立てては失敗に終わったことは多々ありました。
目標は立てるのは簡単でも、達成するのはかなり難しいのです。
しかし、達成できない原因を知ることは、目標を達成することにつながりますので、まずはその原因を知ることがとても重要です。
この記事では、あなたが目標を達成できない理由と対策について詳しく解説します。
1.目標が達成できないシンプルな理由とは?
目標を達成できないと、「自分はダメなやつだ。。」と思ってしまいますよね。
しかし、目標とは自分が今のままでは達成できないことに挑戦するときに立てるものなので、達成できないからといって自分を責める必要はありません。
なぜ、目標が達成できないのか。その原因は次の三つに分かれます。
- 意思が原因
- 計画が原因
- 行動が原因
シンプルですが、あなたが目標達成できない原因はたったこれだけなのです。ですので、原因を知ることで目標達成できる可能性がグッと高まります。
ここからは、これら三つのケースにわけて、目標を達成できない原因について詳しく見ていきます。
1-1.意思が原因のケース【動画解説あり】
もっとも重大なのは意思が原因の場合です。
心のどこかで「目標を達成できなくてもいいかな」と思っていませんか?
どのように完璧な計画があったとしても、本人が達成を諦めているのでは、目標は絶対に達成できません。
私もそうでしたが、「今年はTOEICで800点を取るぞ!」と意気込むものの、「別に取れなくても問題ないしなぁ」なんて考えてしまい、いつの間にか勉強をしなくなってしまったことは数え切れないほどあります。
これを読んでいる人の中にも思い当たる節がある方もいるのではないでしょうか?
もし、うまく目標を達成できないのであれば、まずは心の奥で、「それは本当に達成したい目標か」を考えてみてください。
本当に喉から手が出るほど達成したいと思っているのに達成できないのであれば、次に解説する「計画」か「行動」に原因があります。
こちらについては動画でも詳しく解説していますので、「そもそも達成したい目標なのかどうかわからない」という人はご覧ください。
1-2.計画が原因のケース
目標を達成したいと言う気持ちが強くても、計画がなければ達成はできません。そこでまずは、次の3つをチェックしてください。
- 目標は具体的にする
- 目標は現実的にする
- 目標に期日を設ける
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
目標は具体的にする
具体的でない目標は達成できません。例えば
- 社内で営業成績1位になる
- TOEIC900点を取る
- 体重を5kg減らす
悪い目標
- 営業成績を伸ばす
- 英語を話せるようになる
- 身体を細くする
見ていただければわかると思いますが、良い目標のように、数値化された具体的な目標であれば達成のために必要な行動が思い浮かびます。
しかし、悪い目標のように目標が漠然としていると、達成のために何をすれば良いのかいまいち必要な行動がわかりません。
そのため、具体的であるということは目標を達成するには不可欠なのです。
目標は現実的にする
目標が具体的であっても、「現実的」でなければなりません。始める前から「多分できないだろうな」と思っている目標は決して達成できません。
例えば、
- 1ヶ月後に、営業成績1位になる
- 半年後のTOEICで750点を取る
- 3ヶ月後に5kg痩せる
悪い目標(無理そう、、というもの)
- 1週間後に、営業成績1位になる
- 年内にTOEICで900点を取る
- 3ヶ月後に10kg痩せる
どう頑張ってもできそうにない目標を立ててしまうと、「どうせ無理だ」と諦める気持ちが出てきてしまいます。
そのため、「頑張ったらできそう!」と思えるような目標を設定できているか確認してみましょう。
期日を設けていない
期日が設定されていない目標は、達成までの戦略を立てられず、諦めてしまうことが多くなります。
- 1ヶ月後に営業成績トップになる
- 年内に本を100冊読む
悪い目標
- 営業成績トップになる
- 本を100冊読む
シンプルですが、期日を設けることはとても重要です。人は基本的に、面倒なことはしたくない動物です。
子供のころに夏休みが終わるギリギリに宿題を終わらせたという経験をした人は多いでしょう。
社会人になっても、手をつけなければならない仕事をずっと放置し、「そろそろやばいかも」というタイミングになって必死に取り掛かるということは何度もあるはずです。
こうしたことが目標達成においても同じことが言えるのです。そのため、必ずいつまでに達成したいかという期日を決めて行動をするようにしましょう。
1-3.行動が原因のケース
目標設定はしっかりしていても、目標を達成できないことがあります。
そのような場合は、目標に対する「行動」に問題が潜んでいる可能性が考えられます。
そのため、目標設定はできているのに、達成できない人は次の3つをチェックして下さい。
- 行動しているか
- 継続しているか
- 行動は適切か
以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
行動しているか
そもそもの大前提として、行動はしっかりとできているでしょうか。当たり前ですが、行動をせずに目標達成ができるはずありません。
もし「自分は行動してるつもりだけど。。」と思っていても、それはもしかしたら行動「量」が少ない可能性もあります。
例えば、営業でトップになるという目標があるのであれば、少なくてもトップの人と同じくらい行動する必要があるはずです。
例えば、
- 現在、営業トップの人のテレアポ数 : 1日100件
- あなたの1日のテレアポ数 : 1日50件
このような場合、もしあなたが先月よりたくさんテレアポしていたとしても、トップを取るためにはまだまだ少ない可能性があります。
他にも、資格の勉強でも合格している人は1日3時間は勉強していたり、ダイエットでも週に3回はジムに行き栄養管理をしたりと、その目標を達成している人は、とてつもない努力(行動)をしている可能性があります。
あなたの行動が目標を達成するに十分な量なのか、一度振り返ってみてください。
継続しているか
「やろう!」と決めたものの行動をコロコロ変えていませんか?
目標を達成するために必要なことは、一度決めたことをとくかく継続的に行うことです。
「テレアポ数を増やしても結果が出なかった。数を増やすより1つ1つのクオリティを高めるのが大切だ!」
「英会話を身につけるのに英語の文法を覚えても仕方ない。とにかく外国人と話すことを優先しよう!」
と、これまで続けていたことを辞めてしまい、行動を変えてしまうことがあります。
行動を続けられない人は確実に目標達成はできません。
たしかに、目標を達成するために本当に行動が間違っていた場合は、行動を改めるのは大切です。
しかし、結果が出なかったからと言って、すぐにやり方を変えるのは良くありません。何事も継続するのが大切です。
「いろんなことに挑戦してもすぐに辞めてしまう」という方は以下の記事をぜひご覧ください。
行動は適切か
先ほど、「続けることが大切」だと説明しました。
ただし、目標に対して効果のない行動を続けていても意味はありません。
例えば、営業成績を伸ばすためにすべきなのはテレアポなどの営業活動です。しかし、営業活動以外の書類整理に力を入れても全く成果は期待できません。
資格の勉強やダイエットなども、場合によっては間違った方法で続けている可能性が十分あります。
そのため、しっかりと「目標に結びついた行動」を取るのが大切です。
そのためには、「この行動をすれば、どのような成果が得られるか」を常に考えるようにしてください。
また、その行動が本当に目標達成に結びついているかを確認するためにも、定期的に効果を計測するのも良いでしょう。
そして、目標に対する成果が得られそうにない場合は、その行動をする必要はせず、他の本当に成果を得られる行動をする必要があります。
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まとめ
目標を達成できない理由について解説しました。
あなたが目標が達成できないのは、
- 意思の問題
- 計画の問題
- 行動の問題
と非常にシンプルです。
逆にいうと、これらの問題を解決することで、あなたが目標を達成することは難しくありません。
頑張って行動しているのに、目標を達成できていなければ、どこの問題があるのかを突き止めるのが大切です。
自分のどこに問題があるか一度見直してみて、もう一度目標達成をするためのアクションにつなげてみましょう。
以下の記事でも目標達成に必要なことを紹介しています。併せてこちらもご覧ください。