仕事でもプライベートでも「やりたいことがわからない」という人は非常に多いです。
「日々なんとなく過ごしている」「夢中になれるものがない」
こうした思いを持ち続けて毎日を送っている人も少なくないのではないでしょうか。
実際に私たちのコーチングにおける相談でも、かなりの方が「やりたいことがわからない」と悩まれています。(というか、その悩みがもっとも多いですね。)
しかし、頭の中でいくら考えていてもやりたいことというのは見つけることはできません!
逆に、ここで紹介する方法を実践していくことで、本当にやりたいことを見つけるきっかけになるはずです。
「どうしてもやりたいことがわからない!」
そんな方はぜひこの記事を最後までご覧いただければと思います。
この記事の目次
1.本当にやりたいことってどういうもの?
そもそも「本当にやりたいこと」というのはどういうものでしょうか?
- 高い収入が得ることができる
- 楽しいと実感できる
- 社会貢献につながる
- 誰かに感謝される
など、人によっていろいろな定義があるかと思います。
そして、何が正しくて何が間違っている、というのは当然ありません。
「やりたいこと」というのはこのように抽象的ですので、ここで簡単に定義をします。
これが、本当にやりたいことです。
本当にやりたいことはたとえ報酬がなくても夢中になって周りが見えなくなって没頭してしまい、それを取り上げられてもやろうとするものです。
例えば、子どもの頃にゲームに夢中になったことのある人も多いかと思いますが、ゲームをやっているときはとても熱中して親からやめるよう言われてもやり続けたはずです。
また、大人になっても例えば読書が好きな人は、誰に言われるともなく暇さえあれば時間を忘れて没頭しているのではないでしょうか?
このように、本当にやりたいことというのは、周りが見えなくなってしまうほど熱中してしまうもののことをいいます。
「やりたいことが見つからない」という人は、このような熱中できるものが見つかると大きく人生観が変わるでしょう。
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2.なぜやりたいことが見つからないのか?
とは言っても、「そんなに熱中できるものなんてないよ!」という人もいるかもしれませんね。
そう、私たち大人はやりたいことを見つけるのが難しいのです。
子どもの頃はとても楽しく毎日を過ごし、やりたいことをやっていたのに、一体なぜでしょう?
それは、やりたいことを外を探しているからなのです。
- 子どもの頃に自己啓発本を読んだりセミナーに行っていた人はいますか?
- 子供の頃、大人に「何がやりたいかわからない」と相談していた人はいますか?
こんな子どもだった人はいないはずです。
そう、子どもの頃は人に話を聞かなくても、自分で夢中になれるものを見つけて夢を語っていたはずです。
しかし大人になると、
「あの人が言うから、親が言うから、世間体的にこれやろう」
というように周りに答えを求めてしまいます。
やりたいことを言っても
「それで稼げるの?」「年齢的に遅いんじゃない?」
というように、特に仕事については、こうした他人の意見に振り回されがちです。
そこに自分の「本当にやりたい」という気持ちはないのです。
このように外に答えを求めてとやりたいことを決めてしまうと当然納得感がありません。
それでは気持ちが持たないばかりでなく、達成感が少なくなり不満にもつながります。
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3.やりたいことを見つける3つのステップ
では、他人に答えを求めるのではなく、自らやりたいことを見つけるにはどうすればいいでしょうか?
3-1.まずはやりたいことをとにかく書き出す
まずはとにかくやりたいことを書き出します。
ここで大切なことはお金や時間、年齢、他人からの評価といった「制限を外して」書き出すということです。
私たちはやりたいことを探すときに、ついこうした枠組の中で考えがちですが。
しかし、こうした制限に縛られてしまうと、結局これまで考えてきたもの以上のことを考えられなくなってしまうので、やりたいことを見つけるのが難しくなります。
例えば「やりたい仕事」について考えるのであれば
- マーケティングの仕事をやりたい
- 海外で働きたい
- 絵を描きたい
- プログラミングを学びたい
- 留学して専門知識を身に付けたい
など、あなたが本当にやりたいと思っていることを書き出してみます。
再度言いますが、お金や時間、年齢、他人からの評価といった「制限を外して」書き出しましょう。
できれば50個くらい書き出してみましょう。
なかなか50個書き出すのは難しいかもしれませんが、何日かけても問題ありません。
簡単に出てくるリストは普段から考えているものです。
なんとか絞り出したリストは心の奥底から出てくるもので、あなたの大切にしている価値観などが表れやすくなります。
だから本当にやりたいことが見つかることもあります。
大変な作業ですが、まずはやりたいことリストを書き出してみてください。
3-2.書き出したリストを実行してみる
やりたいことというのは最初から「あ、これがやりたいことだ!」と見つかるわけではありません。
やりたいことを見つけるには「経験する」ということが非常に大切です。
知らないことについて、「やりたい」という軸を持つことはできません。
例えば、小さな子に「将来の夢」について聞くと、警察官やサッカー選手、ケーキ屋さんというお決まりな答えが出てくるでしょう。
それは、子どもはそうした仕事しか知らないからです。
知識や経験がないため、非常に狭い選択肢の中から見つけ出さざるを得ないのです。
それは私たち大人も同じです。
実際に実行に移すことで「やっぱり違うな」といった新たな発見や、「こういう仕事もあるのか、楽しい!」と気づきを得ることでやりたいことが見つかるのです。
そのため、書き出したリストについて片っ端から実行していきましょう。
学びたいものがあるのであれば今すぐ体験見学してみます。
仕事や留学については簡単に実行するのは難しいので、その業界で働いているや実際に留学した人に話を聞いてみるとよいでしょう。
こうした実際に実行したり話を聞くことで本当にやりたいことかどうかが明確になってきます。
最初は不安かもしれませんが、やる前から「やって意味あるかな?」と考えずにやってみることが大切なのです。
3-3.興味を持ったものを深堀りする
ここまでやることで何となく「やりたいこと」を見つけることができるかと思います。
最後にやっていただきたいことは、先ほど紹介したことで興味をもった内容について深掘りをしてみるということです。
例えば、マーケティングの仕事について話を聞いて「面白そう」と思ったのであれば、どこかの会社に入って経験してみるのもよいでしょう。
海外留学について興味が出たのであれば、実際に留学したい学校に行ってみて情報収集をしてみるのです。
プログラミングが学びたいと思っているのであれば、実際にオンラインやスクールで学んでみます。
このように、やりたいと思ったことを実際にやってみる、つまり興味のあることを深掘りすることで「本当にやりたいこと」が見つけることができるのです。
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まとめ
やりたいことを見つけることは簡単なことではありません。
人によっては数年かかる場合もあります。
しかし、いつまでも「やりたいことが見つからない」と悩んでいても何も解決しません。
この記事を参考に、ぜひやりたいことを見つけるための一歩を踏み出していただけると幸いです。