コーチングとカウンセリングの違い・共通点は?自分に合ったほうを選ぶ方法

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「今の自分を変えたい!」と思った時に、コーチングを受けるのがいいのかカウンセリングがいいのか、というお悩みをよく聞きます。

どちらも1対1の会話形式ですからスタイルは似ていますが、両者にははっきりとした違いがあります。
コーチングとカウンセリングでは扱うテーマや目的が異なるのです。

ですので、クライアントは自分の状態をしっかりと把握し、より自分に合った方を選ぶことが必要になります。

今回は、コーチングとカウンセリングの違いについてお伝えしていきます。どちらを受けるか悩んでいる方にはきっと参考になる内容でしょう。

1.コーチングとカウンセリングの違い

コーチングとカウンセリングの違いは「クライアントの状態」と「目的の流れ」の2つに分かれます。

1-1. クライアントの状態の違い

コーチングを受けるにしても、カウンセリングを受けるにしても、クライアントは何かしらの問題を抱えているはずです。

  • 自分にはこんな目標があるのに、どうやって達成していいのかわからない
  • 何をするにもネガティブ思考になってしまうが、どうしていいのかわからない

といったものです。

では、どんな問題であればコーチングを選ぶべきなのでしょうか?

ここの境界線は、クライアントの問題が「未来」を向いているのか、「過去」に向いているのか、といった違いになります。

コーチングとカウンセリングの違い

コーチングは「夢のステージ」とも呼ばれており、未来の目標を達成するためにどうしていくべきなのかを考えていくことがメインです。

クライアントは、どうすれば現状より上手くいくようになるのか、成功できるのかと意欲的で、「心理状態がポジティブ」なのが特徴です。

一方でカウンセリングは「癒しのステージ」とも呼ばれており、過去のトラウマを払拭していくためにどうサポートしていくべきなのかということがメインになります。

クライアントは潜在意識に刻まれている問題を把握できておらず、混乱しており、「心理状態がネガティブ」なのが特徴になります。

どちらのクライアントも、ここからどうしていいのかわからないという迷いの中にありますが、心理状態がポジティブなのとネガティブなのでは、対応も大きく変わってくるのです。

1-2. 目的と流れの違い

次に、目的と流れの違いについて見ていきましょう。

コーチングでは、クライアントの「目標を明確にし、達成していくために行動していくこと」が目的になります。
現状と目的のギャップを埋めるために必要なのがコーチングなのです。

コーチングの目的

そのためにコーチは、クライアントと対話を行います。この場合、コーチは対話の中の「質問」を通じて、目的にアプローチしていきます。

  • あなたはどうなりたいのか
  • 何が目標なのか
  • ゴールは何なのか

といった質問でクライアントに目標について考えてもらいます。

コーチが重視することは「クライアントに考えてもらう」ことです。

考えるきっかけを与えることで、問題を解決するために何が必要なのか、クライアントに「気づき」をもたらすことができます。

ゴールが明確になったら

  • 現状はどうなのか
  • 現状と目標を比較した時に何が不足しているのか
  • どうすればそのギャップを埋めることができるのか
  • どんなアクションから始めていくべきなのか

という質問をコーチはクライアントに問いかけていくことになります。それにより、クライアントはゴール達成に必要な答えを見つけることができるのです。

一方でカウンセリングはどのような流れになるのでしょうか?

カウンセリングでは、クライアントの「混乱を静め、落ち込んだ気持ちや孤独感を癒していくこと」が目的になります。

ですのでカウンセラーはいきなり将来の目標について質問をしたり、現状の課題点を克服する方法を考えさせたりはしません。

カウンセラーもまた、コーチと同じように対話形式で進行していきますが、重視するのはクライアントに「話をしてもらう」ことであり、そのためにカウンセラーはひたすら「傾聴」に徹することになります。

対話が進むにつれて、「過去にこんな理不尽な出来事があった」、「こんな辛い体験をした」という話になっていくでしょう。

クライアントが思いを言葉にしていくことで、潜在意識に刻まれている問題が表面化していくことになります。

この場合のクライアントにとって必要なことは、まず「自分を受け止めてもらうこと」であり「理解してもらえた」という成功体験です。

同時にクライアントは混乱していた頭の中や気持ちを、言葉にして話をし、さらにその言葉を自分で耳にして「自己対話」をすることで、「整理できる」ようになっていくのです。

このようにコーチングをカウンセリングの目的には大きな違いがあるのです。まとめると以下のような違いがあるということを知っておきましょう。

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2.コーチングとカウンセリングの共通点

次にコーチングとカウンセリングの共通点を見ていきます。

2-1.どちらも「コミュニケーションスキル」が重要

コミュニケーション

コーチングにしても、カウンセリングにしても基本は1対1の対話になります。対話を通じて問題を見つけ出し、解決策を考えていくことになります。

ここで重要になるのが、コーチやカウンセラーの「コミュニケーションスキル」です。

とはいっても、相手を納得させたり、説得したりするような話術ではありません。
相手の話をしっかり聴き、受け止め、信頼関係を築くことのできるコミュニケーションスキルになります。

傾聴のスキルは、コーチングであっても、カウンセリングであっても重要になるでしょう。

信頼関係が築けてこそ話ができることがあります。むしろ信頼関係が築けていない相手に本音で話はできないでしょう。

そして本音で話ができない限り、内に抱えている重大な問題は表面化されませんし、本当に必要な行動や考え方はなんであるのか見えてきません。

必要とされるコミュニケーションスキルはコーチングであってもカウンセリングであっても共通しているので、あなたの話をしっかり聴いてくれることは間違いありません。

2-2.コーチとカウンセラーのクライアントへの姿勢

また、コーチやカウンセラーのクライアントに対する姿勢にも共通点があります。

あくまでも「主役はクライアント」であり、「自分たちはそのサポート役・支援者」という立場を貫くことです。

よく「コーチやカウンセラーはアドバイスをしてくれない」という声を聞くことがありますが、これはクライアントには自分で問題を解決できる力があると信じて接するからです。

そのため、コーチやカウンセラーは、じっくりと話を聴いたり質問をして考えてもらうことに徹するのです。

もちろん、「こうした方がもっと良くなるだろう」とか「その考え方は間違っている」といった指摘や批判は一切行いません。

例え、その考え方がおかしいと思っても、正しいと考える方向に誘導することもありません。
そう考えるクライアントを受け止め、クライアントが自ら考えたゴールに向かうサポートを行います。

ティーチングやメンタリングであれば、かなり専門的なアドバイスなども入ってきますが、コーチングやカウンセリングは自分で目標を達成したり、自分で問題を解決するためのサポートというスタンスになるのです。

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3.コーチングとカウンセリングはどういう人が受けるべきか

最後に、どういう人がコーチングやカウンセリングを受けるべきなのか解説します。

3-1.コーチングを受けるべき人

ここまでお伝えしてきた内容で、コーチングを受けるべきかカウンセリングを受けるべきか、その違いがはっきりしてきたと思います。

コーチングを受けるべき人は、「何か新しいことに挑戦したい」「今以上に結果を出せるようになりたい」という積極的な姿勢の人になります。
その気持ちが強ければ強いほど、コーチングの効果は高まっていくでしょう。

逆に「今の自分を変えたくない」という気持ちがあるのであれば、コーチングを受けてもあまり効果は期待できません。

コーチングで効果を発揮するためには、現状を変えたいという意欲的な気持です。それが必死に考えることに繋がっていき、大切な気づきを生み出すことになります。

例えば、「もっとコミュニケーションスキルを磨いて、部下と信頼関係を築いていきたい」という前向きな気持があるのであれば、やはりコーチングを受けるべきです。

コーチングを受けることによって、今までの自分には無かった新しい視点を得ることができるようになり、柔軟な考え方ができるようになったり行動の選択肢を増やしていくことができるようになります。

3-2.カウンセリングを受けるべき人

一方、精神的に落ち込んでおり、頭の中が混乱している状態であれば、カウンセリングを受けるべきでしょう。

仕事において、なぜか対人恐怖症で職場でも営業先でも話をするのが怖い、などの原因不明の問題や不安を抱えているのであれば、やはりカウンセリングを受けることが効果的です。

潜在意識に刻まれているような深刻な問題は、一時的には無視しておくことができますが、知らないうちに巨大化し、いつの日か再び前に立ちはだかります。
そうなった時には自分ひとりでは乗り越えられないケースもあるのです。

問題が大きくなると、夜眠れない、強いストレスを感じる、食欲も無く何をしても楽しくない、といった精神的な症状も見られるようになります。

特に問題や症状が深刻であればあるほど、専門家によるカウンセリングを早い段階で受けておくべきでしょう。話を聴いてもらうだけでも気持ちがかなり楽になります。

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まとめ

このように、今の自分を変え、状況を改善していくうえで、コーチングもカウンセリングも有効的な手段です。

経験豊富な専門家であれば、同じようなケースを対応しているでしょうから、自分ではどうにもならないような問題であっても冷静に対処してくれます。

ただし、コーチングとカウンセリングでは扱うテーマや目的が異なりますので、自分の状況をよく確認し、より自分にふさわしい方を選択すべきでしょう。

自分を変えることなんてできないと諦める必要はありません。自分ひとりで思い悩むのではなく、思い切って専門家の力も借りてみるのがいいのではないでしょうか。

コーチングについては以下の記事で詳しく紹介していますので、コーチングについてもっと知りたい方はぜひご覧ください。

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