劣等感を克服し、あなたの望む人生を歩む方法

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劣等感を抱えて生きていくことはとても辛いですよね。

しかし、いつまでも劣等感を感じて、「どうせ自分には成功なんて無縁だ」「どうせ自分にはできっこない」と思っている限り、何かを成し遂げることは困難になってしまいます。

自分で自分にブレーキをかけて、本来の実力を発揮できななってしまうからです。

劣等感を放置しておくと、パフォーマンス発揮の面だけでなく、周囲に対しても攻撃的になり、負のスパイラルに陥る危険性があります。

しかし劣等感を感じていても落胆する必要も、諦める必要もありません。

劣等感を感じるのはあなたが成長を望むからです。劣等感は成長のためのエンジンなのです。

そして、劣等感は克服することができます。劣等感を克服することであなたの望む人生を手に入れることも可能です。

今回は劣等感を感じる理由と、劣等感を克服する方法について詳しくお伝えしていきます。

1. 劣等感を感じる原因とは?

1-1. 劣等感の原因は幼少期の体験が大きく影響している

そもそも「劣等感」とは一体なんでしょうか?

一言で言うと、劣等感とは、他者と自分を比較することで生まれる劣っているという感覚です。

つまり、比較対象となる人がいないのに劣等感を感じることはありません。

特に子どもの頃には以下のような些細なことでも劣等感を生み出し、それが大人になるまで問題として残り続けます。

【劣等感を生み出す体験】
・友達より足が遅かった。
・クラスの中でも身長が低かった。
・発表でうまく話せなくて笑われた。
・兄より物覚えが悪く勉強ができなかった。
・誰よりも運動ができなかった。

こういった体験が劣等感として潜在意識に刻み込まれ、「自分はできない」「自分には価値がない」という思い込みに繋がっていくのです。

大人になった今でも
「子どもの頃スポーツが苦手で今でもスポーツ大会は苦痛だ」
「昔から勉強が苦手で資格の勉強はしたくない」
「背が低いことをバカにされて今でも女性と話すと緊張する」
「みんなの前で笑われた経験から今でも人前で話すことが苦手だ」
こういったことを感じる人も多いかと思います。

特に、兄弟で比較されて実際に両親からそう言われたり、周囲の生徒と比較されて先生から言われるとより強い劣等感として、潜在意識に深く刻み込まれます。
それが、大人になっても劣等感として強く残っているのです。

もちろん大人になり社会に出てから劣等感が生まれることもあります。

ネガティブな思考になりがちな人は劣等感を感じやすい傾向がありますし、完璧主義や理想が高い場合も自分の欠点ばかりに注目してしまいがちで劣等感が強くなりがちです。

1-2. 劣等感は様々な言動として表れる

劣等感は自信を持てない原因になるだけではありません。

潜在意識の奥から劣等感は次のように様々な形で表面化していきます。

・「どうせ自分は能力が低いよ」と拒絶する姿勢で、自己防衛的になる。
・他者への妬みや自分を認めてくれない社会への反発心から、批判的な言動になる。
・逆に、自分はこんなにも幸福なんだと自慢的な言動が多くなる。
・自分はこんなにも不孝なんだとアピールをして、同情を買おうとする言動になる。

問題なのは、自分がこういった言動をするのは劣等感が原因なのだと気づいていないことです。

どのケースでも周囲の人に不快感を与え、人間関係を悪化させていきます。

また、他者や社会への攻撃性が強まると犯罪に発展する危険性もあります。卑屈な感情が増幅し過ぎると、良心を破壊してしまうのです。

2.劣等感を感じることは悪いことではない

「劣等感なんてないほうがいい!」そう思うかもしれませんが、実は劣等感を感じることは悪いことではないのです。

2-1.人は誰でも劣等感を感じる

心理学者のアルフレッド・アドラーは次のような言葉を残しています。

あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然のことだ。

どんなに優れている人でも悩みはあり、劣等感はあります。人は誰でも大なり小なり劣等感を感じているのです。

しかし、どうしても自分に対しては厳しい見方になり、他者に対しては良く見える部分ばかりに注目しがちです。

つまり、人は自分のネガティブな側面をクローズアップし、他者のポジティブな側面をクローズアップする傾向があるため、実際よりも大きな格差があると誤解しやすいわけです。

劣等感を感じるのは人として当然のことですし、実はそんな自分自身の劣等感を上手く扱えば前進するための大きなエネルギーにすることもできます。

問題は劣等感を感じることではなく、感じる劣等感を放置して解消しないことなのです。

2-2.劣等感は成長するきっかけを与えてくれている

なぜ劣等感が前進するための大きなエネルギーになるのでしょうか?

劣等感は他人と比較することで生まれる感情だとお伝えしました。

つまり、劣等感をまったく感じないということは、他者をまるで見ていないか、自分が見えていないかどちらかということになります。

自分に何が足りないのかを探求し、向上しようとする気持ちに欠けているということです。

人が成長するためには向上心が必要です。
劣等感は裏を返せば、強い願望でもあります。

【劣等感を裏返した強い願望】
・もっと自信を持ちたい。
・もっとお金を稼げるようになりたい。
・もっと良好な人間関係を築けるようになりたい。
・もっと仕事で成功したい。
・もっと美しくなりたい。かっこよくなりたい。
・もっと健康になりたい。

いかがでしょう?こうした願望はあなたの今の行動を変えようというエネルギーになるのではないでしょうか。

強い願望がない限り、人一倍の努力はできません。
そう考えると、劣等感が強いということは、成功するための要素を持っているとも言えるわけです。

ちなみに人は、自分にはとても敵わないと思う相手には妬みを感じません。

例えば、あなたは「イチローに比べて野球が下手だ」と劣等感を感じるでしょうか?
「ビルゲイツよりも貧乏だ」と思うでしょうか?

きっと思わないはずです。それは明らかに自分では到達できないレベルだから劣等感を感じることもないのです。

すなわち、劣等感を感じるということは、努力すれば自分もその理想に到達できる可能性があるからなのです。

つまり、克服可能だからこそ劣等感を感じるとも言えるわけです。

3.劣等感を克服し、成長に繋げる方法

3-1.まずは自分の不完全さを認める

それではどうすれば劣等感を克服し、成長に繋げることができるのでしょうか?

まずは劣等感の原因をしっかり自覚する必要があります。

ここでポイントになるのは「なぜ?」という追求ではなく「だから?」という問いかけです。

「なぜ稼げないのか?」「なぜ仕事でうまくいかないのか?」といった「なぜ?」という問いは過去に対するものであり、今から変えることはできません。

例えば、子供の頃からスポーツが苦手なことに劣等感を感じていたとします。
訓練すれば今までよりもスポーツができるようになるかもしれませんが、今更それでは劣等感は克服できないでしょう。
問題になるのは、スポーツが苦手なことで何を感じていたのかです。

足が遅い

「だから?」

何をしても周囲に追いつけないという不安を感じている。
競争には勝てないと卑屈になっている。
自分は能力が低いと感じている。

年齢と共に体力も低下していくので、今からスポーツ万能になることは難しいです。それに、いつまでもそうしたネガティブな気持ちにとらわれていても前に進むことができません。

大切なことは、少しでも前に進むためにポジティブな方法を考えてみることです。

「何をしても周囲に追いつけないという不安を感じている。」
「競争には勝てないと卑屈になっている。」
「自分は能力が低いと感じている。」

このように感じているのであれば、どうやれば解決策が見つかるかを考えるのです。

  • 努力して他の人に追いつくにはどうすればいいか?
  • 競争に勝つにはどうすればいいか?
  • 自分の能力に自信を持てるようになるにはどうすればいいか?

といったことは、今からでも考え、解決することはできるのではないでしょうか?

3-2.実行可能な解決策を考え、実行する

劣等感を克服するためには、自分で行動することで実現可能な解決策を考えてみることです。

もしあなたが収入や地位で劣等感を感じているのであれば、もちろんこれらを高めることも必要ですが、自信を取り戻すために他の方法で劣等感を克服できないかを考えてみましょう。

例えば、ジムに通って体を鍛え、同世代の人たちよりも体力面で追いつくという方法があります。

なにも体力を競う大会に出場して勝利する必要などありません。
あなたが30代であれば、30代の平均体力を抜き、20代の平均体力に追いつけたのであれば、自分の能力に自信が持てます。

自信を取り戻すことで、新しいことにも挑戦してみようという意欲が湧いてきて、結果的に目標達成や出世といった面にも良い影響を及ぼします。

こうして、劣等感を感じていた頃よりもはるかに成長していくのです。

劣等感を克服するためには、なぜを追及するのではなく、だから何を感じたのか、それは他の方法で解消できないのかを建設的に考え、取り組んでいくことが大切です。

3-3.苦手意識を克服するアンカリング

根本的な解決にはなりませんが、即効性にある劣等感の対処法に、「アンカリング」という「条件付け」のテクニックがあります。

アンカリングは、「この動作をしたら、自分はこうなれる」という切り替えスイッチのようなものです。

例えば、昔から人前だと緊張して上手く話ができなかった人は、職場のコミュニケーションやプレゼンなどにも直接の影響を及ぼします。

プレゼンの訓練なども必死に練習するでしょうが、潜在意識には「自分は人前で話ができない」という強い思い込みが刻み込まれていますので、なかなか克服するのが大変です。

プロゴルファーがいつも同じルーチンでアドレス(構え)をしますが、そうすれば集中力が増し、実力を発揮し、成功できるようになると、日々の練習で潜在意識に刻み込んでいるのです。

イチロー選手のバッターボックスでのポーズや、話題となった五郎丸選手のルーティンも同じです。

いずれも、「あるルーティンをすることで集中することができる」というアンカリング(条件付け)が行われているのです。

これと同じで、例えば、

「プレゼンの前に右手の拳を左手で包み込んだら(条件)、伝えたいことに集中して話がしっかりとできるようになる(理想)」

と強くイメージし、条件付けと理想を結びつけます。

理想の姿は、どんな場面でもいいので、誰かに自分の気持ちを伝えてそれが伝わったという経験があれば、その成功体験を「強く」イメージしましょう。
強く、強烈なイメージをすることが必要です。

これを繰り返し行っていくことで、潜在意識で感じていた劣等感を上書きすることができます。

その中で実際に満足いくプレゼンができるようになれば、劣等感を克服し、本当に自信をつけることができます。

アンカリングは、プレゼンだけではなく、「自分に自信が持てない場面」「他人が羨ましく感じる場面」などでもスイッチを決めておくと、いつでも使えるので克服したいシーンがあれば用意しておくとよいでしょう。

3-4.社会とのつながりを持つ

お伝えしたように、劣等感は「他者と比較する」からこそ生まれるものです。
ですので、他者と競争せず、比較することがなくなれば劣等感を克服していくことができます。

それが、社会と繋がりを持って「社会貢献をする」ことです。

これはどんな劣等感に対しても効果的です。

社会貢献では自分を他者と比較することはありません。

感謝されるようになると、自己重要感が高まり、自分も素直に周囲に感謝できるようになります。
ポジティブな思考に切り替わることで、劣等感を克服しやすい状態になるでしょう。

何か新しいことに一歩踏み出す勇気を得られれば、劣等感を克服できる可能性は高まります。
逆に劣等感にさいなまれ、自分の中に引きこもってしまうのは危険です。

社会との繋がりが断たれてしまいますので、劣等感を克服する機会を失ってしまい、「自分は社会に必要とされていない」という思いから、どんどん挫折感が強くなってしまう危険性があります。

趣味やボランティアなどどんな分野でも構いません。社会との繋がりを確保していくことは大切です。

まとめ

できれば子供頃から抱えている劣等感など無視したいところですが、劣等感は放置しておくと大変なことになります。劣等感は自分自身の可能性を閉ざしている関門です。

この関門は、前向きに向き合い、解決策を模索し、行動に移すことで、大きく成長するチャンスでもあります。

ぜひ劣等感を克服し、今まで以上に充実した人生を歩んで行ってください。

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