「どうしてもモチベーションが上がらない…」
人間生きて入ればモチベーションが上がらない日はよくあるものです。
とはいえ、モチベーションがないまま、仕事や勉強を続けても、ただストレスが溜まるだけで、成果は一向に現れません。
どうすればモチベーションをあげることができるのかわからいですよね。
モチベーションをアップさせるためには、「なぜ自分のモチベーションが下がっているのか」を知るのが大切です。
ここでは、モチベーションが上がらない原因を詳しく解説します。また、継続的にモチベーションモチベーションを維持するために知っておきたいモチベーションの仕組みについても紹介します。
モチベーションが上がらなくて困っている方はぜひ、参考にしてやる気を取り戻しましょう。
この記事の目次
1.モチベーションが上がらない原因
モチベーションが上がらないと不安になり、ストレスばかりかかってしまいますよね。
しかし、なぜモチベーションが上がらないのか理由がわからないことも多いのではないでしょうか。
原因がわからないことには対処法を見つけることはできません。
そこでまずは、モチベーションが上がらない原因について見ていきましょう。あなたがどれに該当するのか意識しながら確認してみてください。
1-1.やっている内容に魅力を感じない
あなたが今やっている健康のための運動や仕事、勉強の内容に魅力を感じにくいと、モチベーションが上がらなくなります。
なぜなら、人には魅力を感じないものを続けようとは思わない性質があるからです。
例えば、1日10回行うだけで美しくやせられる腹筋方法があるとしましょう。少ない回数でもすばらしい効果があるので、毎日やりたくなります。
逆に、毎日100回やらなければならない腹筋運動となると、効果が出にくく辛いトレーニングであるため、魅力を感じない人が多いかと思います。
これは仕事でも勉強でも同じことです。
次のマンネリ化にも似ていますが、なんとなく続けていると、それが当たり前になってしまい魅力的ではなくなってしまいます。そうすると、モチベーションははどんどん下がってしまいます。
「モチベーションが上がらないな」と感じたら、その内容に魅力があるかどうか、一度よく考えてみましょう。
1-2.マンネリ化して達成感を覚えない
勉強や運動、勉強などがマンネリ化すると、達成感が得られないため、モチベーションが上がりにくいです。
例えば、ランニングで「毎朝5km走る」という目標だけで走っていると、走ることだけが目的になり、マンネリ化しやすくなります。
最初は「走りきれるかな」「何分で走れるかな」など緊張感と期待を持っていても、ある程度数をこなせば慣れてきてしまいます。
慣れてきた後の目標や内容を変えないままでいると、「つまらないこと」としか捉えられなくなります。
すると徐々に達成感がなくなり、モチベーションも上がらなくなるのです。
1-3.報酬が内容に見合っていない
報酬が内容に見合っていないと、モチベーションが上がらないことがあります。
報酬とは、お金のことではなく、いわば自分がしていることの「価値」です。
この価値が少ないと、人は自分がしていることに意味が見いだせず、続けたいと思わなくなります。
例えば、「仕事を頑張っているのに成果が出ない!」と感じたり、「一体この仕事はなんの役に立っているのだろう?」と感じてしまうと価値が見出せなくなりモチベーションが下がります。
これは勉強でも運動でも同じで、やっても成果が出なかったり、やる意味がないのでは?と感じてしまうとモチベーションが下がってしまいます。
もし、モチベーションが上がらないと感じたら、今行っていることの報酬が本当に十分にあるかどうか確認してみましょう。
1-4.体調不良の場合
睡眠不足や心身の疲労が長引いたりすると、脳内ホルモンのセロトニンが減少してしまいます。
セロトニンとは、人のやる気や感情に関わる物質のことです。セロトニンの分泌が増えると、ネガティブな感情を解消し、適度にリラックスした状態になります。
一方、セロトニンの分泌が下がると、ストレスの影響を受けやすくなる状態になってしまいます。
いつもなら対処できるストレスにも影響されてしまい、「やる気がでない」「しんどい」と精神が不安定になってしまいます。
また、風邪を引いていつものように呼吸ができないだけでも、しっかり考えることができないもの。体調が万全でないときに頑張りすぎても、モチベーションは上がらず、生産性も低くなります。
あなたがやっている内容や報酬に不満はないのに、モチベーションが上がらないときは、体調不良を疑ってみましょう。
意外にも、自分の体調不良には気づきにくい人も多くいます。自分だけで判断できないときは、病院で検査してもらうのも方法の一つです。
1-5.季節の変化
季節の変化も、モチベーションが上がらなくなる原因の一つです。
特に、5月や冬に多く見られます。
5月にモチベーションが上がらないのは、「5月病」の症状が出ているためかもしれません。
5月病は、入社や入学など環境が変わる4月にためこんだストレスが、体にダメージを与えることで起こります。4月中は緊張が続くためストレスにも気づきにくいのですが、5月のゴールデンウィークに入ると一旦緊張がリセットされます。
張り詰めていた気持ちに余裕ができ、「私って仕事できないのかな」「学校に行きたくない」と考える時間が増えて、落ち込みやすくなってしまいます。
また、1年が終わる冬にモチベーションが上がらなくなることもあります。これは、太陽の日照時間が少なくなり、セロトニンの生産量が夏よりも減少するからです。
今まで仕事や勉強に意味を見いだせていたのに、急にモチベーションが上がらなくなった人は、季節の変化が関係しているかもしれません。
モチベーションは低下させないことがポイント
このように、モチベーションが上がらないのはいくつか原因があります。しかし、大切なのは、モチベーションが上がらないことよりも、落ちにくくすることです。
モチベーションを継続するためには、モチベーションの仕組みを知らなくてはいけません。
そこで、次にモチベーションの仕組みについて説明します。
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2.モチベーションの仕組み
モチベーションの仕組みを説明するために、まずモチベーションとは何か、について知る必要があります。
モチベーションとは、人をやる気にさせる「快感」のこと。
快感とは、仕事や勉強をしたり体を動かすことで「楽しい」「結果が出てうれしい」という気持ちを指します。そして「今の行動が、快感かどうか」を判断するのは、人の脳です。
つまり、脳が「快感だ!」と捉えるような行動をしていけば、モチベーションは継続されやすくなります。
ただし、注意しなければいけないのは、人の意志はあまり強くないということ。急に大きな快感を与えられると、人はいつまでもその快感を求め続け、最終的に快感についてしか考えられなくなります。
例えば、やせて美しくなりたいと考えた人がいたとしましょう。
やせるために食事を禁止すると体重が一気に減りますよね。しかし、生きるために食事は絶対に必要です。そのため、食べ始めると当然体重は戻ってきます。
このとき、「体重が減ったときの喜び」を求めて、「私はダイエットできないんだ」「もっとはやくやせる他の方法はないかな」としか考えられなくなります。
このように 、モチベーションは急に上げると、急激に落ちるものです。逆にゆっくりと上げていくことで、モチベーションを長く継続することができます。
こうしたことを知っておけば、あなたはモチベーションを継続させることができるのです。
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まとめ
やらなければいけない仕事や「資格をとる」、「5kgやせる」など目標はあるのに、どうしてもモチベーションが上がらないのは、誰でも経験があることです。
個人差はあるものの、モチベーションが上がらないのには、必ず理由があります。もし、「よく考えてみたのに、理由が思いつかない」というときは、他の人に相談してみるのも方法の一つです。
モチベーションが上がらないまま続けていても、効率も落ちていき不安になるばかりです。決して放置せずにしっかりと原因を見つけ、対処するようにしましょう。
ただし、急にモチベーションを上げると後々落ちやすいもの。ゆっくりと気持ちを上げていくようにして、モチベーションの上下に惑わされないようにしてくださいね。