確実にチームの成果を出すためのリーダーシップを高める方法

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会社に勤めていると新しいプロジェクトの責任者になったり、責任あるポジションに就く日がやってきます。

チームとなると自分ひとりが頑張っていても目標は達成できません。チームが一丸となってゴールを目指す必要があるからです。

その舵取りをするのが、あなたです。それが「リーダーの役割」になります。

チームをまとめ、成果を出すためにはリーダーには高い「リーダーシップ能力」が求められます。

リーダーにはカリスマ性が必要だと考え、自分には無理なのではないか?と重荷に感じる方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません。
リーダーシップ能力に大切なことを知ることで今からでも伸ばすことができるのです。

今回は、リーダーとしてやるべき大切な役割と、リーダーシップ能力を向上させるために必須のポイントをお伝えしていきます。

1.チームで成果を出すためのリーダーの役割とは?

リーダーは何をしなければならないのか、まずは知っておきましょう。

1-1.夢やビジョンを共有する

「リーダーシップ」とは、「統率力」や「指導力」といったニュアンスで訳されることが多いですね。

チームのメンバーへの「良い影響力」であり、「全員の心をひとつにするための言動」がリーダーシップです。

永続的にチームのメンバー全員の心がひとつになるためには、「明確なビジョン」が必要になります。

  • どこに向って進んで行くのか
  • どこがゴールなのか
  • 何のために進むのか

ということをリーダーはチームで共有するのです。

会社であれば、「月の売り上げが200万円」、「成約数前年比1.2倍」などはっきりとした「数値目標」はあるかと思います。
しかし、それはリーダーが説明するまでもなくチームのメンバーは把握できます。

ハーバード・ビジネススクール学長のニティン・ノーリア氏は、

偉大なリーダーとは、自分の夢を皆の夢であるかのように言い換えられる人だ

と述べています。

つまり、リーダーがチームをひとつにするために必要なことは単なる数値的な目標ではなく「その目標を達成する意義付け」であり「輝く未来を見せること」が重要なのです。

1-2. 目標を達成するための具体的な戦略を立てる

リーダーシップとは、チーム全体でビジョンを共有するだけではありません。

どうすればその目標を達成することができるのか、具体的な戦略を立てていくこともリーダーシップです。

  • 誰がどこで、どんな役目を担当するのか
  • 何をまず優先していくのか
  • 待ち受ける障害に対して、どう乗り越えていくべきなのか

といった、目標を達成するまでの「プロセス」を整備していきます。

さらに、その中で「チームの成長」や「メンバーの成長」も促していく必要があります。

「誰をどうやって育てていくのか」という点も、戦略のひとつになるでしょう。

リーダーシップというと、チームの目標数値にこだわり、その目標に向って部下が全力を尽くすように監視するような「マネージ」を思い浮かべる人がいますが、それでは人は育ちません。

GEのCEOであるジャック・ウェルチ氏はかつて、各セクションのリーダーたちを集めて、「管理するのではなく、導け」と言い残して退出したという逸話があります。

リーダーシップには、チームのメンバーを「リード」する指導者的な役割も重要なのです。

1-3. メンバーがパフォーマンスを発揮できるように信頼関係を構築する

メンバーは誰もが従順にリーダーの言うことを聞いてはくれません。

横暴だったり、偉そうなリーダーの態度や口先だけのリーダーの姿勢に不満を抱きます。
メンバーに対して、不公平な評価をしていくのも同様の影響をもたらします。

このように不満を抱いたメンバーは、チームに対して心をひとつにしようとはしないでしょう。さらにそのメンバーのパフォーマンスは低下することになります。

強制的に働いている社員と、納得して働いている社員では3倍のモチベーションの違いがあるというのはご存知でしょうか?

リーダーシップとは、不満を与えるのではなく、チームのメンバーに「意欲を与える」ことです。
そのためには、メンバー一人ひとりとの「信頼関係」が重要になってきます。

そのため、メンバーが最大のパフォーマンスを発揮できるように働きかけることも、リーダーシップの大切な役割です。

 

このように「チームに良い影響を与え」、「心をひとつにする」リーダーシップとは、

  1. 未来へのビジョン、夢を共有すること
  2. 成果をだすための戦略を立て、人を育てていくこと
  3. チームのメンバーと強い信頼関係を構築する

です。

リーダーシップ

そしてこれを実現できるリーダーこそが、理想とする成果にチームを導くことができるのです。

2.リーダーシップ能力を高める方法について

ここからは具体的にリーダーシップ能力を高める方法について説明していきます。

2-1.コミュニケーションによる信頼関係の構築

リーダーの役割として3つ紹介しましたが、中でも一番難しいのが「メンバーとの信頼関係をどう構築していけばいいのか」でしょう。

この点に苦戦するリーダーは多いのも事実です。

例えば、常にメンバーを褒めることで相手を承認し、嫌われないリーダーを演じることはできますが、それと信頼関係は別です。

必要な時には「忠告」したり「叱る」ことも大切になります。

スイスの法学者、カール・ヒルティは

忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に永くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる

と述べています。

本当にメンバーの成長を望むのであれば、嫌われることを覚悟で「忠告」する必要もあるのです。
叱り方については以下の記事をご覧いただければと思います。

部下をダメにする叱り方・やる気にさせる正しい叱り方

「忠告」「叱る」というと、一方的に話をするように感じるかもしれませんが、優先すべきは語ることよりも、相手の考えを聞くことです。

西洋のことわざには、「一度語る前に、二度聞け」というものがあります。
相手を尊重し、理解と共感を深めるためには、コミュニケーションをとって相手の話を聞くことが重要なのです。

「傾聴」という言葉をご存知の方も多いでしょう。

しっかりと相手の話を聞き、その価値観や考え方を尊重することで、相手は「自分の話を聞いてもらえた」「受け入れてもらえた」と感じ心の距離が縮まります。

ここで注意すべきなのは、相手の価値観や考え方を否定するような発言はしないことです。
相手を否定してしまうと、本当のことを言いづらくなってしまうからです。

安心感や信頼感を高めていくために、まずは相手の本音を引き出し受け入れましょう。

このようにメンバーとコミュニケーションをすることで信頼関係を構築していくことが大切です。

2-2.自分が率先して行動することで人望を高める

信頼関係の構築でポイントになるのは、コミュニケーションばかりではありません。

リーダーが率先して行動して模範を示すことも大切です。

特にチームのメンバーが尻込みするような困難な状況が出てきた場合、リーダーである自分が前に出て立ち向かうことができれば人間的な魅力でメンバーを引っ張っていくことができます。

大変なクレームの対応などは、その一例にあげられるのではないでしょうか?

面倒やリスクのある仕事はすべてチームのメンバーに押し付けているようでは、いくら役職者であっても部下から信頼などしてもらえるはずがありません。

13世紀のスコットランドの独立を描いた映画、ブレイブハートでは

人が従うのは、地位や名誉ではなく、勇気だ

と述べています。

正しいリスクであれば積極的に立ち向かっていく姿勢が人望を高め、結果としてリーダーシップ能力を高めてくれます。

もし「自分にはそんな自信がない…」という方は、「モデリング」をしてみると良いでしょう。

モデリングとは、あなたが理想とすべき人の言動や心境や価値観などを徹底的に真似ることです。
そうすることによって、次第にその理想とする人の思考パターンや行動パターンを身につけることができるようになります。

2-3.人を育て、組織の自立性を高める

メンバーひとりひとりが、

  • どうすれば目標を達成できるのか
  • どうすればさらにチームワークが強まるのか

このようなことを自発的に考えられるようになるとチームはさらにまとまり、成果を出しやすくなります。

リーダーシップは、「メンバーの主体的な行動をどう促進していくのか」ということも考える必要があります。

有名な米国の経営学者、ピーター・ドラッカー氏は「最も人間を成長させる方法は、任せることだ」と述べています。

また、スターバックスを始め多くの企業では、有効的な「権限譲渡」が行わるようになりました。

リーダだからといって何もかもを管理しようとしていませんか?

そうした必要はありません。強制された仕事からは主体的な行動は生まれにくいからです。

優秀なリーダーは自分以外のメンバーにスポットが当たることを重視します。
そうすることによって、メンバーはより責任を感じ積極的に行動を起こすようになるからです。

メンバーに任せることで失敗をするかもしれませんがそれも許容範囲です。失敗することで人は成長します。

そのためには、リーダー自身が常に失敗を許容できる姿勢でいる必要があります。

パナソニックの創業者である松下幸之助氏は

素直な心というものは、すべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心である

と述べています。

失敗を否定するような言動ではなく、失敗から謙虚に学ぼうとする姿勢をまずリーダーが模範として示すべきです。

じっくりではありますが、こうして人を育てていくことで組織の自立性を高めていくことができるのです。

まとめ

リーダーシップ能力を上げるためには

  • コミュニケーションによる信頼関係の構築
  • 自分が率先して行動することで人望を高める
  • 人を育て、組織の自律性を高める

ことが重要だとお伝えしました。

チームのメンバーを「管理」しようとするとリーダーシップは上手く発揮されません。
コミュニケーションを大切にし、チームのメンバーをより理解し、共に学んでいく姿勢が大切です。

そして困難には率先して立ち向かっていきましょう。

こうすることを地道に繰り返していけば必ずあなたの「リーダーシップ能力」は高まっていきます。

仮にもし現在のチームがバラバラであったとしても、修正することは可能なのです。
それができるのは、リーダーであるあなたです。あなたの言動によって、チームは大きく変わっていきます。

ぜひ諦めることなく、みんなが幸せになる未来に向けて舵を取ってください!

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