将来に漠然とした不安を抱えている人が考えてはいけないこと、考えるべきこと

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「ほとんど貯金できていなくてこれから不安だ」
「この先、年金がどれくらい貰えるのかわからないのに、このままで大丈夫なのだろうか」
「結婚してパートナーとしてこの相手と一生やっていけるのだろうか」
「今の仕事を続けていて本当にいいのだろうか」

このように、これからの将来に向けて不安を抱いている人は多いのではないでしょうか。

漠然とした不安が焦りとなり、夜になかなか寝付けなかったり、日中も集中できないとなると問題です。状況がどんどん悪化していく危険性があります。

どんなに悩んでも、不安を感じることに未来を変える力はありません。だからこそ、「今できる行動」に目を向けることよって未来を変えることはできるのです。

今回は、将来に対して漠然とした不安を抱えている人がぜひ知っておきたい考え方をお伝えします。

1.将来に不安を感じるのは当たり前のこと

あなたはなぜ将来に不安を感じているのか考えたことはありますか?

不安を抱く項目にはお金や恋愛、家族、仕事、交友関係や趣味に関すること、健康に関することもあるでしょう。いずれ訪れる死というものに対する不安もあるかもしれません。

抱えている不安のほとんどがこれらの中に含まれるのではないでしょうか。

将来を考えると不安ばかりの自分に対して、「なんでこんなにネガティブ思考なんだろう」と、自己否定的になるかもしれませんが、実は人間が不安を抱くのは人間の本能なのです。

私たちの遠い祖先は、常に危険と隣合わせの環境の中で生活していました。危険を避けるためには周囲への警戒心は必要不可欠です。
何かが起こるかもしれないという不安の中で、想像力を膨らませて対応してきたからこそ、生き延びることができ、私たちの今はあります。

つまり将来に対して漠然とした不安を抱くのは、危機意識の表れであり、大切な防衛本能なのです。特別ネガティブというわけではありません。

ニューヨークに本社を置く世界的に有名な広告代理店、ジェイ・ウォルター・トンプソンは2009年に実施した「不安に関する調査」において、日本人の9割が何かしらの不安を抱いていると発表しています。

むしろ、将来に不安を抱いていない人の方が特別だと言えるでしょう。

2.不安を抱えている場合に考えるべきではないこと

不安を抱くのが本能的なものだとしても、その強弱によって不安が与える影響力は人によって違います。
強い不安感は強烈なストレスとなり、精神的な疾患やうつ病などのリスクを高めることになるので、注意が必要です。

また、不安なことばかり考え続けているのは、様々な部分に悪影響を及ぼすことになります。

例えば「今の仕事を続けていていいのだろうか」という不安を抱いた時に、そのことばかりを考えていたのでは、もちろん仕事へのモチベーションは上がりません。
むしろモチベーションが低下し、通常のパフォーマンスも発揮できなくなります。

批判や愚痴も自然と口に出るかもしれません。その状況を見て、周囲の人たちからの信頼も低下し、これまで構築してきた職場の人間関係が崩壊していく可能性があります。

しかもこのようなことを続けても不安はまったく払拭されず、逆に将来への不安は強くなっていくばかりです。

起こってもない不安を考えることは何の解決にもなりません。ただただ状況を悪化させているだけになります。

不安を抱いている場合は、「不安だ、不安だ」と必要以上に考えないようにすることが大切です。

不安を払拭するためには、もっとすべきことや、考えるべきことがあります。自分の思考をそちらの方向にシフトできるようになりましょう。

3.不安を抱えている場合にすべきこと

とはいえ、「不安で仕方ないという場合、何をすべきなのでしょうか?

3-1.不安と思う原因を明確にする

不安というのは、前向きの捉えると現状に甘んじるのではなく、もっと自分を変化させ、成長させていくべきだという潜在意識からのサインでもあります。

しかし、ただ漠然とした不安、見えない不安を抱えたままだと、焦りや恐怖心を高めてしまいます。

悪いイメージだけがどんどん膨らんで、起こり得もしないような不安まで大きくなることもあるのです。

今の仕事を続けていていいのだろうかという不安の場合、このまま続けていたら自分の心が折れて挫折し、退職することになり、新しい仕事も見つからず、路頭に迷って食べることもできず、家族ともども餓死してしまう。というような妄想に繋がっていのです。

この場合、「不安の原因を明確にする」だけでも、不安を弱めることができます。

そのため。何が不安の原因なのか、しっかりと向き合ってみましょう。

例えば、仕事に対しての不安であれば、「なぜ今の仕事を続けていくことに不安を感じるのか?」と優しく自分に問いかけてみて、白い紙に書き出してみてください。

  • 給料が上がらないから
  • 職場の人間関係が自分に合わないから
  • 目標が見つけられないから
  • やりたくないことをやっているから

といったように、いくつかの原因が挙げられるのではないでしょうか。

自己対話をすることで、そんなことを自分は考えていたのかとがっかりするかもしれませんが、そう考えているのは紛れもない自分の一部なのです。

否定して切り捨てるようなことはせず、まずはそう考えている自分を受け止めることが重要です。

受け止めることと、受け入れてその影響を受けたまま行動することとは違います。
受け止めつつ、今後どう行動するのが最善の方法なのかを考えていくことがファーストステップとなるのです。

3-2.不安に関する情報を集める


次に、不安の原因に関する情報を集めてましょう。

例えば、給料が上がらないから将来に不安を感じているのであれば、「どうすれば給料が上がるのか」といった情報を集めてみるのです。

  • 役職を上げるために誰よりも頑張る
  • 営業ノルマを達成する
  • 実際に昇給している先輩からアドバイスを受ける
  • 転職を検討する
  • 必要な資格を取る

など上げられるでしょう。

不安を解消するために何をすべきなのかがはっきりすれば、行動に移すことができます。
不安で身動きが取れなくなっているよりはるかに前進できるのです。

このように不安を抱いている場合は、不安の原因を明確にし、不安を軽減するためにできる行動をすることが大切です。

3-3.自主的に考え行動する

将来の不安を軽減するためには、受け身の姿勢ではいけません。

  • 給料がもっと上がればなぁ
  • 人間関係に恵まれればいいなぁ
  • 国がもっとよくなればいいのに

こうしたことを考えていても何も変わりません。

自分の人生を変えることができるのは、自分の行動だけです。不安を取り除くためには、自主的に考え、積極的に行動するしかないのです。

今の仕事を続けていくことに不安を感じているのならば、他にどんな仕事があるのか、そこではどのくらい稼ぐことができるのか、その仕事に就くため(または起業するため)にはどんな準備が必要なのかを調べ、果敢に挑戦してみましょう。

もちろんリスクもあるので新しい不安も生まれてくるでしょう。

しかし、不安のない人生などありません。

立ち向かっていく勇気や覚悟があれば、これまで抱えていた漠然とした不安は軽減することができるのです。

そして、新しいチャレンジを経験することで、ひとつ上のステージに立って思考することができるようになります。
そうすれば今まで気づかなかったことにも気づけるようになるかもしれません。

もしかすると、漠然とした不安が感謝に変わるかもしれないのです。

  • 働けるということ
  • 元気に生活できるということ
  • 自分の幸せを考えてくれる人がいるということ
  • 社会に貢献できるということ

こういったことにひとつでも感謝できるようになれると、漠然とした不安は確実に軽減できます。

とにもかくにも行動するということを意識しておきましょう。

3-4.今を生きる

不安の原因を見つめてみると、ただ単に「今の面倒な状況から逃げたいだけ」ということに気付くこともあります。

大変だから現実から目を背け、将来に目を向けることで現実逃避を行っているようなケースです。

しかし、起こっていないことをいくら考えても将来は変わりません。

今、自分がしなければならないことはなんでしょうか?

将来を変えるためには、「今」やるべきことを直視し、実行するしかないのです。

もちろん将来を案じたり、そのために将来設計することは大切なことです。
しかし、将来の不安を払拭するには今やるべきことに集中するしかありません。

3-5.相談して他人の意見を参考にする

ここまで紹介した方法をやってみても、どうしても将来の不安が払拭できない場合は他人に相談してみるとよいでしょう。

他人に相談してみることで、自分の視点にはなかったアドバイスを受けることができます。

例えば、収入が不安で転職をしようか迷っている人は、実際に転職をしてうまくいった人の話を聞いてみると良いでしょう。
結婚できるか不安な人は、同じような境遇から今を満喫している人の話を聞いてみることもおすすめです。

「新しい知識ややり方を採り入れていく」ことで不安を軽減することはできるのです。
いかに自分が視野が狭かったのか気づくことができるでしょう。

また、同じような不安を抱いている人であれば話し合うことで、ストレスを解消したり、悩んでいるのは自分だけではないと励まされるかもしれません。

自分一人で考えていると、どんどんと不安のループにはまってしまい、気持ちが沈んでしまいます。

ですので、ぜひ一人で不安を抱えないで、他人に話を聞いたり相談してみることをおすすめします。

他にもコーチングやカウンセリングなどを受けることで、自分では気づかなかった問題や不安の原因に気付くことができることもあります。

自分ひとりで悩むのではなく、周囲に相談してみるのも、不安を払拭するための対策としては非常に効果的なのでぜひ実践してみてください。

まとめ

このように誰もが将来に不安を抱いて生きています。そして同時に、不安を抱いているからこそ、新しいチャレンジが生まれ、成長に繋がるのです。

不安を抱いている自分を否定せずに受け止めて、自分に何ができるのか、何をしたいのかを明確にしていきましょう。

不安から目を背けても、不安は消えてはくれません。むしろどんどん巨大化していきます。早め早めに対応策を考え、行動に移していきましょう。不安が大きくなる前に対処していくことが効果的です。

不安も前向きに受け止めて、成長するきっかけにできるようなポジティブな人生を歩みたいですね。そうすれば未来はもっともっと良くなることでしょう。

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