本当にやりたい仕事を見つけるための具体的な方法と達成するために大切なこと

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これから社会人になる人たちの中には、「自分がどんな仕事をしたいかわからない!」という人も多いでしょう。

また、今現在、社会で働いている人たちの中にも、「本当に自分のやりたい仕事ってなんだろう?」と疑問を感じながら仕事をしている人もいるかと思います。

  • 仕事は飯を食たべるための手段だ
  • とにかく安定が大事
  • やりたい仕事なんて幻想だ。とにかくちゃんとした会社に勤めるべき!

なんて考えていませんか?

もちろんこうした考えも重要ですが、やりたい仕事をしていた方が集中力は高まりパフォーマンスも発揮できます。
長い目で見たら絶対にやりたい仕事を見つけるべきです。

今回は、やりたい仕事を見つける方法と併せて、見つけてからどうすればいいのかについてお伝えしていきます。
ぜひ時間を取って、あなたがやりたい仕事を見つけてみてください

1.やりたい仕事を見つける方法

1-1.自己分析をしてとにかく書き出す

自己分析
やりたい仕事を見つけるには、「自分が本当にやりたいことは何なのか?」と自己分析をしてみて自分を見つめ直してみましょう。

「自己分析」というと就活でやらなければならないこと、というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、要は自分について考えてみるということが大切なのです。

これまでの人生を振り返って以下のようなことを思い出してください。

  • 「得意だったこと」は何だったでしょうか?
  • どんなことに夢中になったでしょうか?
  • 「周囲に喜ばれて嬉しかった体験」はありませんか?
  • 「生き生きしている瞬間」はどんな時だったでしょうか?

これらを思い出したらとにかく真っ白な紙に書き出してみてください。

過去のことを思い出せないのであれば、これから先のことを想像してみることも効果的です。
もし今の仕事がなくなり、家族も友人もいなくなったとしたら、何をしたいですか?

現実から引き離さないと本当にやりたいことは見えてこないかもしれません。

そのときに大切なことは、「こんなこと無理かも…」と制限を自分に課さないことです。

リミッターを外して思いついたことをとにかく書き出してください。そうやって絞り出した中で本当にやりたいことが見つかるきっかけが見つかる可能性があります。

自分のことをちゃんと知っている人はほとんどいません。必ず時間を取って自己分析をしてみてください。

1-2.究極的関心は何かを追求する

夢や希望を追及するのではなく現実の生活を見つめることで、自分のやりたいことが何なのかを見つけ出す方法もあります。

現実の生活では、自分のやりたいこととは別に、人には毎日「やらなければならないこと」があります。
例えば、「朝6時に起きて8時までに出勤(登校)する」といったようなことです。

こういった目先の目標は、下位の目標であり人生の目的ではありません。重要な目的を達成するための手段のひとつにしかすぎないのです。

朝6時に起きることは、「時間を守る」という中位の目標を達成するための手段にすぎません。

時間を守ることも、さらにそれよりも重要な目的を達成するための手段です。
それは「周囲の信頼を得るため」かもしれませんし、「自分を磨く時間をしっかり確保するため」かもしれません。

信頼を得たいのは、「リーダーになりたいから」であり、リーダーになりたいのは、「この会社の経営者になって、社会の役に立ちたいから」と繋がっていきます。

そうして突き詰めていくと、最終的な目的に辿り着きます。それが「究極的関心」です。これは自分でもあまり意識せず、見えていないものかもしれません。

究極的関心

究極的関心は、このように「なぜ」そのような行動をしているのかをひとつひとつ自分に問いかけていくことで、答えを見つけることができます。

究極的関心は「自分は人生で何をしたいのか」と同じ意味を持っています。

1-3.興味をさらに掘り下げる努力をする

自分は人生で何をしたいのかといった人生哲学は、小学生や中学生の子供にははっきりわかりません。

Amazon社を立ち上げたジェフ・ベゾス氏は

ありがちなことだが、無理やり興味を持とうとするのは大きな間違いだ

と言っています。

一生をかけてやりたいと思うほどの興味を持つためには知識と経験が必要だからです。興味は内省で発見するのではなく、外の世界との交流によって生まれてくるものです。

興味は自然に湧いてくるものだからこそ、自分が興味を持っていたことに気が付かないケースもあります。

つまり、「いつの間にか興味を持っていた」というものです。

ですので、まずは「自分の興味を自覚する」必要があります。
1-1で紹介した自己分析を行うことによってある程度自分が興味があることが見つかるかと思います。

とはいえ、それで一生をかけてやりたいと思うほどの興味だと判断するのは難しいでしょう。
情熱を傾けられるほどに興味を持つためには、最初に興味を持ったきっかけのあとに、自分で積極的に掘り下げていく努力が必要です。

何度も繰り返してさらに興味をかき立てられるような経験をすることで、それが本当に自分のやりたいことになっていきます。これが興味をさらに掘り下げる努力に繋がります。

それは勉強から得る知識かもしれませんし、実際に経験した人の話からかもしれません。もしかしたら書籍やTVドラマ、映画などから興味を掘り下げることができるかもしれません。

いずれにしても、自分の興味があることについて外的な刺激を受けることでやりたい仕事が見つかることも多いのです。

2.やりたい仕事を見つけ成果を出す方法

仮にやりたい仕事を見つけられたとしても、それで満足しては意味がありません。
ここでは、あなたがやりたい仕事に従事した後、成果を出す方法についてお伝えします。

2-1.とにかく1万時間やる

1万時間の法則

やりたいことを見つけても、興味だけで自立していくのは困難です。興味を掘り下げていくことと共に、社会に出て通用するだけのスキルを身に付けていかねばなりません。

そのために必要なものは「練習」です。やりたいことを見つけて、それを仕事にしていくためには訓練を積んでいかねばなりません。

多くの研究結果が「一人前になるために必要な練習」は、「10年間ほどで、1万時間」であることを示しています。

ドイツの音楽学校で優秀なヴァイオリニストたちは、最上級の演奏技法を習得するのに10年以上かかっています。あまり上達しなかった生徒も同じ期間を練習していますが、時間は1万時間の半分ほどです。

これだけの努力は、情熱があるからこそできることでしょう。好きだからこそ、一生をかけてやりたいと思うほど興味を持っているからこそ、10年間で1万時間、意図的な練習を繰り返すことができるのです。

2-2.仕事に「意義」を見出す

やりたいことを見つけ、それをやり抜くには「情熱」が必要です。そして、この情熱の源は、「興味」と「目的」になります。

仕事の達成

目的とは、「私がこの仕事をすることで、社会にどのような良い影響を及ぼすことができるのか」ということです。

興味だけでは仕事をしていても「ただ楽しい」という快楽を追及することになってしまいますが、目的意識が高い人は、自分の目標は社会や多くの人々と深く繋がっていると考えており、仕事に「意義」を強く感じているのです。

いくらやる気があっても「意義」を感じないとしばらく続けていくうちに仕事に慣れてしまい、情熱を感じなくなってしまいます。

やりたい仕事を見つけたら、ぜひ

  • 誰の役に立つのか
  • どんな人たちを助けることができるのか

という意義も考えてみてください。

意義を強く感じることができるほど、勇気とエネルギーが湧いてきます。その分だけ苦しい練習を乗り越えていくこともできるでしょう。

確固たる目的を抱くようになった人の多くは、若い頃に目的を持って生き方の手本となる人物に出会っています。
ロールモデルとの出会いによって、目的を持った生き方が、苦難の連続でありながらも、満ち足りたものであることを目の当たりできます。そして、努力の価値を実感することができるのです。

2-3.失敗しても諦めずに希望を持つ

ステップアップ
過去60年間に行われた60件の研究データを集計したメタ分析によると

人は自分の仕事を面白いと感じている時の方が業績が高くなる

ということがわかっています。
さらに離職率も低く、職場の同僚に対しても協力的です。

しかし、だからといって必ずしもすぐに成果に結びつくとは限りません。

スキルを向上するには長い年月が必要です。興味と目的を持って仕事に臨んでも失敗することはあるでしょう。

ここでポイントになるのは、「失敗しても諦めないこと」です。

精神論のような話に聞こえるかもしれませんが、何かを成し遂げた人は数え切れないほどの失敗をしています。

GEの創設者として有名な世界的な発明王トーマス・エジソン氏は

私は一度も失敗したことはない。ただ一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ

と述べています。
失敗から学び、それが土台となって、多くの発明を為し遂げることができたのです。

興味と目的を持てるような素敵な仕事を見つけたのであれば、投げ出してはいけません。失敗は反省し、改善して成功に繋げていく必要があります。

また、目標を達成するための手段に固執するべきではありません。ひとつのやり方が通用しないのであれば、別なやり方を試してみるべきです。

柔軟さが要求されるところですが、究極的関心だけは絶対にブレてはいけません。最終目的に到達するための手段を変えていくのです。

努力をしていけば必ず成果を出し、多くの人たちの役に立てるという「希望」を持てるかどうかが重要です。一度や二度の失敗で、自分にはその能力がないと絶望してしまってはあまりにもったいないことです。

途中で自分を見失いそうなときは、メンターやコンサルタントのアドバイスを受けることも続けるためのコツです。
「方向性はあっているのか」、「この努力で本当にいいのか」を客観的な視点から助言され、励まされることで成果を出す自信が高まります。

まとめ

楽しさも意義も感じない仕事を続けることはとても大変です。体力だけでなく、気力も萎えていくことでしょう。はたしてこのままの人生で本当にいいのかどうかは検討する必要があるかもしれません。

自分を冷静に見つめることで、自分のやりたい仕事を見つけ、努力を惜しまないことで、そこで活躍していくことは誰にでも可能なのです。そうなれば、人生の充実感はまったく違うものになるでしょう。

これから社会に出る人も、ぜひ、自分のやりたい仕事を追及してみてください。今すべき努力も変わってくるかもしれません。

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