パラダイムシフトってなんですか?仕事でどう生かせばいい?

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現在、営業職をしています。会社の研修のなかで「パラダイムシフトが大事」という話がありましたが、いまいちピンときませんでした。
パラダイムシフトとはなんなのか?個人にあてはめると何をすればよいのか、仕事でどう生かせばいいか、など教えていただきたいです(20代後半女性)

回答者プロフィール

<結論>
他人のメガネをかけてみるようにしましょう。

<解説>
パラダイムシフトという言葉はトーマス・クーンが提唱したパラダイム概念の説明が拡大解釈されて一般化したもので、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」という書籍で有名になりました。

パラダイムとは、その時代に人々の中で支配的な常識や前提のこと。つまり、私たちが「当たり前」だと思っていることです。
そして、シフトは移行・転換といったことをいいます。

つまり、パラダイムシフトとは、当たり前の常識や前提が大きく変わることを意味します。
今までの常識が覆るような気づきのことですね。

パラダイムシフトの最たる例と言えば、天動説を唱えていた時代に地動説が唱えられたことでしょう。
地球が中心に宇宙が動くという考え(天動説)が当たり前だったときに、実が地球が動いているという考え(地動説)が唱えられたわけです。
当時の人にとってこのことはこれはとんでもない発見だったはずです。
まさにパラダイムシフトが起こった瞬間でしょう。

また、仕事に生かすのであれば有名な「靴の営業マンの話」も知っておくといいでしょう。

靴の商社に勤める2人の営業マンに、新規市場開拓としてアフリカ赴任人事が伝えられます。赴任地はアフリカでもかなりの奥地。住む人は皆、裸足。靴を履く習慣などない土地という場所です。
そして赴任早々、2人の営業マンからそれぞれ、次のような本部に報告が入ります。

Aさん「誰も靴を履いてません。こんな所で靴なんて売れるとは思えません!」
Bさん「誰も靴を履いてません。すごい市場です。ここなら全員に売れる可能性があります!」

このように、同じものを見ても人によって捉え方が異なるのです。AさんにとってはBさんの考え方は、まさにパラダイムシフトといえるでしょう。

人はものごとを自分自身が見たいように見ています。
自分の思考の「レンズ」を通して世の中を観ているので、いつまでたってもパラダイムシフトは生まれません。

ですので、最初にお伝えした「他人のメガネをかけてみる」という話に戻しますと、
仕事やプライベートで困難な状況に陥った時には、自分のレンズで問題をみるのではなく「あの人だったらどう考えるか?」「あの人だったらどんな行動をするか?」を考えてみると問題が解決することがあります。

もしくは、人に話を聞いてみたり相談してみたりするのもいいでしょう。

1人でずっと考えているとどうしても視野が狭くなってしまいがちです。
そうした状況ではいつまでたっても問題は解決しないのです。

とにかく色々な視点で観て、色々な視点に触れることを意識してみましょう。
こうした行動がパラダイムシフトにつながる可能性があるのです。

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