余計な一言やミスを繰り返し注意されます。悪気ないのですがどうすればいいでしょうか?

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私は小売業界で接客・販売をしています。今年の四月で入社2年目に入りましたが、未だに上司や先輩からよく怒られます。
理由としては、ついつい他人に対して余計な一言を発してしまい怒りを買ってしまったり、業務上で同じ注意を上司から何度も受けたり、同じようなミスを繰り返してしまうからです。悪気はないのでなんとかしたいのですが、この性格は治らないのでしょうか?(20代前半男性)

回答者プロフィール

<結論>
自分を監視するようにしましょう(メタ認知をする)。

<解説>
ご質問者の方のように、悪気はないのに余計な一言を言ったり、同じミスをしてしまう場合は自分を監視して見るということをしてみましょう。
これを心理学の用語で「メタ認知」と言いますが、メタ認知を鍛えることで問題が解決する可能性があります。

メタとは「高次の、さらに上から」、認知は「知覚・情動・記憶・思考」という意味があります。つまり、メタ認知とは、自分を上空から監視するイメージです。

例えば、「自分って今不安を感じている?」「自分は今、仕事に関係ないこと考えているかも」といったことをもう一人の自分が認識することです。

このメタ認知が高い人は、客観的に自分を見つめ的確な行動を取ることができます。

一方、メタ認知が低い人は自分を客観的に見ることが苦手で、とても感情に左右されやすい傾向があります。また、自分の能力を客観的に把握できていないため、同じミスを繰り返す傾向もある。

では、どうやってメタ認知を高めればいいかというと、セルフモニタリング、つまり自分を監視するとよいでしょう。

セルフモニタリングは以下の方法で行うことができます。

①「認知」
②「評価(その結果や過程での自分自身の力量を客観的に評価する)」
③「制御(客観的に評価した結果を元に、次の行動・目標を決める)」

まず、①の認知は、コミュニケーションや仕事をすることをいいます。

そして、それに対して②評価をします。

例えばご質問者の方の例で言うとすれば、

  • どういうときに余計な一言を言ってしまうのか(あ、こういうときに余計なことを言ってるな)
  • どういうときに仕事のミスが発生してしまうのか(あ、この仕事をするとミスをするな)

こうしたこと客観的に観察してみることです。

仕事中でも仕事後でも構いませんが、自分の行動を振り返ってみて、書き出してみることも効果的です。

そうすることで「自分はこういうときに余計なことを言っている」「こういうときに仕事のミスをしている」といったパターンが見えてきます。
そのときに何をやっているのか、何を考えているのか、といったことを書き出してみてください。

そして、③の制御ですが、②で客観視した行動について、改善するための行動目標を立てることです。

例えば、特定の仕事をしているときによくミスをするのであれば、一度その前に休憩を取ったり、ミスをしないようにいつもより工夫したりします。

こうしたことをすることで、自分の行動を客観視することができ、ミスを減らすことができます。
メタ認知は日常生活におけるコミュニケーションでも役に立つので、ぜひ普段から意識してみてください。

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