
現在マーケティング会社の企画部に勤めています。念願叶って入社した会社ではありますがそこまでやりがいを感じず、「本当に自分のやりたい仕事ってなんだろう?」と疑問を抱くようになり、日々それ感じながら仕事をしています。
「これだ!」と思える仕事はなく、なんとなく興味がある程度の業界・職種ばかりです。何か現状を打破する方法はありますでしょうか?
回答者プロフィール
<結論>
たくさんつまみ食いをしましょう。
<解説(幹)>
本当にやりたい仕事というのは、天職や心からやりがいを感じる仕事であることは間違いないでしょう。
また、心理学者のアンジェラ・リー・ダックワースによると
「人は自分の仕事を面白いと感じている時の方が業績が高くなる」
「人は自分の興味にあった仕事をしているほうが、仕事に対する満足度が遥かに高い」
とされています。
これは感覚的に理解できると思いますが、やはり自分がやりたいと思った仕事をするほうがモチベーションが高くなるため成果や満足度が高くなります。
ですので、自分にあった仕事というのは探求し続けるべきです。
とはいえ、一生をかけてやりたいと思うほどの仕事を見つけることはそう簡単ではありません。
なぜなら、知識と経験が必要だからです。
例えば、小学生を対象とした「なりたい職業ランキング」というものを見たことがある人も多いと思いますが、男子であれば警察官やパイロット、スポーツ選手、女子であればケーキ屋や看護師などがランクインしていますね。
これを見てわかるように、小学生の段階では知識も経験もないので、そもそも自分がなりたい職業(やりたい仕事)の選択の幅がとても狭いのです。
これが中学生、高校生、大学生と成長するにつれ知識や経験がついてくるので、選択肢の幅が広がりやりたい仕事を見つけやすくなってくるのです。
ですので、あなたがやりたい仕事を探すためには、興味を持ったものに対し積極的に掘り下げていってみてください。
理想は自分の興味がある仕事をやってみることですが、これはエネルギーを必要とするので簡単なところから始めてみてはいかがでしょうか(最近では社会人インターンというものもあるので、調べてみてもいいかもしれませんが)。
例えば、興味がある本を読む、その業界で働いている人の話を聞く、実際に副業でやってみるなどであれば始めやすいかと思います。
こうしたことをやってみて、少しでも「興味があるな」と感じたら、それについてさらに掘り下げていけばよいでしょう。
最初にお伝えしたとおり、やりたい仕事を見つけるためには知識や経験が必要となるので、焦らずにゆっくりと興味が湧いた感情を育てていくイメージでいくとよいですね。