無意識な疲れが原因?仕事のやる気が出ないときに即実践すべき3つのこと

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「仕事に行きたくない」と朝から憂鬱な気分になっていたり、「やらなければいけない仕事があるのにやる気が出ない」と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

でも、どうすればやる気が出るのでしょうか?

実は、やる気を出すために必要なことは日常生活において睡眠や食事を改善することなのです。基本的なことかもしれませんが、そうしたことがおろそかにすることはやる気の低下につながります。

しかし、それでもやる気が出ないときがあります。そうしたときには原因を追及し、解決策を見出す必要があります。

今回は、やる気を取り戻すためにまず最初に行うべき3つのこと、そして、やる気を失う原因となるケースとその対策について解説します。

この記事を読めば、仕事へのモチベーションをぐんぐん高めることができるはず。ぜひ参考にしてみてください。


1. 最初に試すべき3つのこと

仕事のやる気が出ないと悩んでいる人は、まず次の3つを試してみてください。

  • 良質な睡眠をとる
  • 栄養価の高い食事をする
  • 鬱や病気の診断を受ける

当たり前なことかもしれませんが、こうした基本的なことは仕事のやる気を出す上では非常に大切です。

詳しくは後ほど解説しますが、仕事のやる気が出ない主な原因は、精神的負担や肉体的負担です。

しかし、多くの場合は健康が損なわれたことが原因で精神的負担や肉体的負担が生じていることがあります。

なので、「仕事のやる気が出ない」と悩んでいる人は、何よりも優先して、まずはこの3つを取り組むようにしてください。

「すでにやっているよ!」という人は2を見てみるとよいでしょう。

1-1.良質な睡眠をとる

良質な睡眠をとるのは、モチベーションをキープする上で何よりも重要。十分な睡眠がとれていないと、ストレスや疲れを感じやすくなります。

良質な睡眠をとるためには、次のポイントは欠かせません。

  • 最低でも6~8時間は眠る
  • 就寝3時間前からはカフェインを摂らない
  • 寝る前にテレビやパソコンの画面を見ない
  • 寝る前にお酒を飲まない

いかがでしょうか。よく言われているようなとですが意外とできていない人も多いのではないでしょうか?
どれも何回も聞いたことがある!という人もいるでしょう。それだけ良質な睡眠を取ることは重要だということです。

特に重要なのは、最低でも6~8時間は眠ることです。

「4時間で十分元気になる」と思い込んでいる人もいますが、基本的にそれは間違っています。

6時間以内で十分な睡眠が取れるショートスリーパーは、日本人の5~8%しかいません。それ以外の人は、8時間以上の睡眠がなければ十分に休んでいるとは言えないのです。

なので、やる気が出ないと悩んでいる人は、8時間はしっかりと寝るようにしてください。

また、寝る前にテレビやパソコンを見ると、脳が覚醒状態となり眠りづらくなり、睡眠の質が下がってしまうのでなるべく見ないようにしましょう。

さらに、アルコールが体に残っていると眠りが浅くなって睡眠の質が下がってしまうため、就寝前にはお酒を飲まないことも大切です。

1-2.栄養価の高い食事をする

次に、栄養価の高い食事をするのも大切です。そもそも、やる気とは「ノルアドレナリン」という脳内物質が作られることで生まれるものです。

そのため、栄養が不足するとノルアドレナリンを作れず、やる気が起きなくなってしまいます。

このように、やる気は栄養素から作られるものなので、バランスの良い食事を摂るように心がけてください。

具体的には、「チロシン」というノルアドレナリンを作る成分を含んでいる大豆やカツオを積極的に摂ると良いでしょう。

逆に、「疲労回復には糖分!」と、甘いものばかり食べるのは厳禁。糖分は血糖値血を急激にあげるため、疲れやすくなったり、イライラしやすくなります。

1-3.鬱や病気の診断を受ける

もし、2週間以上やる気の出ない状態が続いているなら、鬱や病気の可能性があります。

そのため、早めに診断を受けるようにしてください。

鬱は「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されていない状態です。この状態になってしまうと、個人で回復するのはかなり難しくなってしまいます。

早めに手を打たなければ、どんどん深刻になってしまうので、心当たりがある人は診断を受けましょう。

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2.仕事のやる気が出ない具体的な原因と対策について

ここまでは、最初に取り組むべき対処方法について解説しました。

やる気を出すためには、睡眠や食事はとくに重要です。しかし、十分な睡眠や食事をとっているのに、なぜかやる気が出ないということもありますよね。

そのような場合は、次の4つが原因である可能性があります。

  • 精神的な疲れ
  • 身体的な疲れ
  • やりたくない仕事
  • 仕事の目的を失った場合

原因がこれらの場合、対処方法も異なります。なので、しっかりと原因を知った上で、対策をするのが大切です。

ここからは、4つの原因と対策について詳しく解説します。

原因1.精神的な疲れ

まず、最も多いのは精神的な疲れが原因の場合です。

例えば、

  • 過度なプレッシャー
  • 人間関係のトラブル
  • 将来への不安

などを抱えていると、ストレスを感じます。

働いていればこうしたストレスを感じることは当たり前です。しかし、それがあまりにも強く、長期間ストレスと感じているのであれば要注意です。

これらのストレスが溜まりすぎると、精神的負担が膨れ上がりやる気が出ない状態に陥ってしまいます。

対策:原因から距離を置く

精神的な疲れがあるなと感じる場合は、とにかく原因から距離を置くしかありません。

会社で仕事のストレスが原因だと感じている人は、有給を使って職場や職員から離れるのが良いでしょう。

「それが難しいよ!」と思われたかもしれませんが、無理をかけると鬱になってしまう可能性があり、そうなってしまうと休職や退職をすることになる可能性が高まります。

無理はせず、あなたが今感じている原因から距離を置くということを意識するようにしましょう。

原因2.身体的な疲れ

身体的な疲れも仕事のやる気を低下させる原因になりえます。

小学校の頃に、プールの後眠くなったのを覚えていませんか?
このように、体を酷使した後はだるさを感じたり、熱っぽくなります。

普段からジムなどで運動をしている人はもちろんですが、一日中パソコンなどのデスクワークをしている人も肩や身体にコリがたまります。その結果、体がだるくなることもあります。

体がだるくなると当然やる気は出ません。すぐに対策するようにしましょう。

対策:体を休める

身体的な疲れの場合は、とにかく体を休めるのが重要です。

理想は何もせずに休めることですが、とはいえ全く運動をしない、デスク作業をしない、というのは無理でしょう。

その場合、運動の負荷を減らしたり、溜まっただるさを改善するなどして、まずは今よりも体への負担を減らすようにしましょう。

トレーニングをしていて、日常的な疲れを感じる人は、メニューを見直すことで負担を減らします。

また、デスクワークが多く、肩コリや首のコリが気になる人は、休憩時間に柔軟体操をしたり、定期的にマッサージに行くようにするなど、体のだるさを改善しましょう。

原因3.やりたくない仕事をやっている

「その仕事をやりたくない」と思っているのが根本的な原因となっていることもあります。

そもそも、やる気とは「やりたい!」と思っていることに対して、自然に湧き出てくるものです。

例えば、あなたが好きなことや趣味を楽しんでいるときは「辞めろ」と言われても辞めたくありませんよね。これは自分が「やりたい!」と思っているから自然にやる気が湧き出ているからです。

もし、精神的・肉体的な疲れがないのに「どうしてもやる気が出ない」という場合は、根本的にその仕事を嫌っている可能性があります。

対策:職場や職種を変える

今やっている仕事がやりたいと思える仕事ではない場合、職種や職場を変えるのがオススメです。

その際、「自分は何だったら、辞めろと言われてもしたいのか」を考えるのが大切。

心からやりたいと思える仕事に出会えれば、やる気は自然と湧いてきます。「転職なんて…」と心配な人もいるかもしれませんが、実は年間300万人も転職しているのです。
もちろん家族などいてそう簡単に転職を変えられない人もいるでしょうから、そう簡単に転職はできない人もいるのは百も承知です。

しかし、今のままやりたくない仕事をやり続けることはあなたの精神を蝕むことになるのは明らかです。

「今の仕事からやりがいを見出すが大切」などとありますが、人間は感情で生きている動物です。そんなに簡単に思考を変えることはできません。

難しいようであれば、社内で部署異動を検討するなど、何かしらアクションをしなければ何も変わらないということは肝に命じておかなければなりません。

原因4.仕事の目的を失った場合

次のような場合は、仕事の目的がないことがやる気を低下させた原因だと考えられます。

  • 大きな仕事が終わって、突然やる気がなくなった
  • なんとなくやる気が出ない
  • この仕事を続けて意味があるのか?と考えてしまう

船での航海をイメージするとわかりやすいでしょう。

船で航海しているとき、目的地があれば船はそこに向かって一直線に進むことができます。しかし、とくに目的地がない場合、船はどこに向かえば良いのかわからなくなり、ただ浮いているだけになってしまいます。

この例からわかるように、目的や目標があれば、そこに向かって頑張るだけです。しかし、これらを失うと、頑張る理由をなくすことになるため、やる気が出なくなってしまうのです。

対策:新しい目標を立てる

このような場合は、新しい目標を立てるようにしましょう。

  • 営業成績1位を取る
  • 毎日6時に起きて本を読む

など、何か目標を立てることでやる気アップにつなげることができます。

人は目的や目標がなければ頑張ることができません。与えられた仕事を何も考えずに淡々とこなすのが好きな人もいるかもしれませんが、「今やる気がない」と感じている人はそうではないはずです。

このように考える人は仕事への熱意はあるものの、熱中することができないのです。そのような場合はとにかく目標を立てることでモチベーションをが高まり、また頑張ることができます。

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まとめ

仕事のやる気が出ない場合にやるべき対処法について解説しました。

やる気が出ないときは、まずは睡眠や食事を改善するのが大切です。基本的なことだからこそ人間にとって重要なことなので必ず改善するようにしましょう。

これらを改善した上で、やる気が出ないようであれば、自分がやる気が出ない原因を見つけ、それにあった対策を取るようにしてください。

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