
こんにちは、株式会社MEXUSの代表の中西です。
今では20代、30代向けのコーチングを中心に教育事業を展開しており多くの方にサービスをご利用いただいておりますが、現在に到るまでに様々な悩みや葛藤を抱えてきました(もちろん、今でも悩みは尽きませんが)。
転職や起業といった人生の岐路に立った時にコーチングによって「何がしたいのか」「どう生きるのか」が明確になりました。
20代のときに出会ったコーチングが人生においてどのように役に立ったのかお伝えしていきたいと思います。
同じように人生において悩みがありコーチングに興味のある方の参考になれば幸いです。
特にやりたいことがないので公務員として就職
私は大阪の大学に通っていたのですが、もともと東京に行くことも多く、「東京で就職したい」という想いはずっとありました。
しかし、「何がしたい」という明確な目標はなく、とりあえず大企業に行くか公務員がいいのかな、という考えて就職先を探しました。
とはいえ、公務員試験を突破するためには1年近く勉強しなければならないため、民間企業は比較的高給である(と思っていた)銀行と製薬会社に絞って就職活動しました。
ありがたいことに銀行から内定をいただいたものの、公務員試験にも合格したので、転勤もしたくないという気持ちもあり公務員として働くことに決めました(地方公務員は原則、自治体内で定年まで勤めることになるからです)。
公務員の仕事は国家公務員や公安系、専門職といった職種でない限りゼネラリストとして勤務するので、様々な仕事をしながらやりたいことや目標を見つけてばいいかな、と思っていました。
とはいえ、なんとなく「街づくり」に関する仕事をやりたいという気持ちはあったのは事実であり、入庁したら街づくりに関する仕事に携われるといいな、と考えていました。
役所に入庁してからは環境に関する部署に配属され、その後、建築関係の部署に異動になりました。
通常、役所の仕事は配属の希望が叶わないのですが、私の場合ありがたいことに自分のやりたいと思える仕事に近い業務(街づくり関係)に携われる部署に配属されたのです。
仕事自体は想像していたいわゆる「お役所仕事」とは程遠いものであり、計画策定という思考がとくかく必要で業務量の多い仕事に最初から関わることになりルーティン業務などはほとんどありませんでした。
そのときの上司から「一年目からこんな仕事をしている人はいない」とも言われ、どうやら自分はとんでもないところに来たのだなと思いました(笑)
とはいえ、その頃はとにかく成長したい意欲が強かったので、今思うとそうした環境で上司にしごかれながら仕事ができたのは良かったと思います。
300名以上の目標達成をサポートした
コーチングを体験できます。
転職を考えるものの何がしたいかわからず2年間モヤモヤ
忙しく充実した日々を送りながらも、実はずっと「転職したい」という気持ちがありました。
仕事に不満があるわけではなかったのですが、親が自営業ということもあるのか「自分でサービスを提供し、自分の力で稼ぎたい」という気持ちが大きかったのです。
とはいえ、いきなり独立は難しいと思ったので「とりあえず独立できる力を身につけるために民間企業に転職しよう」と思ったのです。
しかし、もともと特にやりたいことが明確ではない状態で就職したので、
「自分は何の仕事がしたいのか?」
という答えが出ず、2年ほど同じ悩みを考えていました。
もちろん当時、自分がやりたい仕事を見つけるために転職エージェントに相談したり、自分の強みや性格によって適職がわかるような診断を受けたり自己啓発書を読んだりしましたが、いまいちピンと来ませんでした。
今思えば、そうしたものは「一般的にこう」という傾向に基づくものであるので、それが必ずしも自分に合うかは別の問題だから結局やりたいことは見つからないのだと思います。
そんな感じでずっとどうしたいのかがわからない状態が続いていたときに、たまたまネットでコーチングについて知り興味を持ったのです。
(そのときの内容はこちらの記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はご覧ください)
コーチングでは基本的にはアドバイスは行われません。
コーチからの質問(やワーク)よって内省し答えを導き出していくのです。
こうした方法は当時の私にとっては斬新でありながら「自分はこんな考えを持っていたんだ」という大きな気づきを得ました。
半年間コーチングを受けた後、全く畑違いのWebマーケティングの会社へ転職したのです。
これは一人で悩んでいたり転職エージェントに相談したら絶対に行き着くことのない結果でした。
自分の価値観を深堀していくことでたどり着いた答えなので、納得のいく転職することができたのです。
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本当にやりたいことを仕事にし、理想の人生を歩んでいきたい
私には「独立したい」という漠然とした目標があることをお伝えしました。
転職した会社では企業向けのコンサルティング業務をしており、当時はコンサルタントのほとんどがスキルを学び独立していくのが一般的でした。
そうした環境の中で働いていたため、自分自身も独立することが当たり前のように感じていたのです。
しかし、ここでも新たに悩みが発生してきます。
「独立してやっていけるだろうか」
「どのような事業を行っていこうか」
公務員時代にずっと悩んでいたときと同じように、こうした悩みが頭の中でずっとぐるぐると回っていたのです。
そこで、過去にコーチングを受けた経験から「これ以上一人で悩んでいても解決しない」ということはわかっていたので、改めてコーチングを受けることを決めました。
その中でわかったことは、自分には仕事を通じて実現したいことはあるが、プライベートは犠牲にしたくない、というものでした。
これは個人的な想いなのですが、人生の幸福度は仕事だけで決まるということはありません。
自己啓発や人間関係、健康、休暇など総合的に満たされることで人生そのものが楽しくなっていきます。(とはいえ、独立した最初の頃は仕事ばかりでしたが)
コーチングによって自分がどう生きたいのか、どのような価値観があるのかが明確になりました。
理想の生き方や価値観が明確になることによって目の前のタスクをこなすだけでなく、もっと先の未来を見据えた行動や思考をするようになるのです。
独立後、個人事業を経て法人化し、おかげさまで3期目に突入しました。
ここまで軸がぶれずに事業を行い売上を伸ばし続けてこれたのは私自身が常に内省をし、コーチングによって内省したものを深堀し、行動し続けてきたからだと思っています。
突出した成果を出している人は別かもしれませんが、多くの場合、自分のことはわかりません。
何がやりたいのか、どうしたらモチベーションが上がるのか、どうやって目標を設定するのか。
自分自身が20代のときに大変なときにコーチングによって救われました。
もちろんコーチングは魔法ではありませんが、悩める全ての人がコーチングを受けて欲しいと思っています。
だからこそ自分もコーチングを学び、こうして仕事として行っているのです。
そうすればきっと、限りある時間を有効に使い、人生における目標達成までスピードが劇的に上がります。
海外に比べれば日本でコーチをつけている人は本当にわずかです。
あなたの周りにもコーチをつけているという人はほとんどいないのではないでしょうか?
特に目標もなく、現状維持で生きていきたいという人はいいかもしれません。
しかし、今より少しでも自分自身を成長させたいという人はコーチングは機能し、きっとあなたの人生に大きな影響を与えるでしょう。
これからもコーチングを通じて、クライアント様が理想の人生を手に入れることができるよう貢献していきたいと思っています。
興味のある方はぜひ体験セッションを受けていただき、コーチングとはどういうものかを感じてください。